藤嶺学林開講にあたって

2010_hamatani 中学生のころ、頭の片隅でずっとくすぶっていた疑問がある。

「どうしてオレは、こんなに苦労してべんきょうしなきゃいけないんだろう?」

君たちの“夢”実現を果たすためには、英語検定、数学検定、漢字検定などの資格試験、高校、大学入学試験、国家公務員試験合格をしなきゃいけない。試験に合格するには、勉強しなきゃいけない。そのことは君たちもよくわかっているはずだ。

でも、「勉強はやるけども、いやいや」、「ちっとも面白くないし、わからない」、「あきたな・・・」、「早くやめて、すきなことをしよう!」と思いながら適当に勉強をしているのが日常なのかもしれない。

  • やっていはいけないことをやる。
  • やらなければならないことをサボる。
  • やったほうがよいことをやらない。
  • やってはいけないことを15分がまんする。
  • やらなければならないことを15分やる。
  • やったほうがよいことを15分やる。

勉強ができる、できないの境目は、15分のがまんが出来るかどうかにある。それだけではなく、人生での成否はこれにかかっている。世の中には「きたない、くさい、めんどうだ、だからやりたくない、でもしなければならない」ことがたくさんある。それをがまんして、やりとげたときに、成功がある。15分間ぐっとこらえる気力が必要なだけなのだ。

英単語を覚えることが苦手な人は、毎日「英単語を15分練習」したら、毎日1回、挑戦する力、忍耐力をきたえる訓練をしているのと同じことになるのだ。

本校では土曜日の3・4限を活用して各行事の実施や事前・事後指導、学習講座とユニークな講座を中心とした「遊行塾」を柱とした「藤嶺学林」を行っています。この「藤嶺学林」の狙いは、難関大学合格のための学力を高める動機付けの一つの方法として、君たちがこの手引きから受講する講座を自分から選んだことで学習に対する主体的、能動的姿勢を育み、自学自習ができるようになる秘訣を学んで欲しいことにあります。教える先生も自分の講座を選んだ生徒に対しては自然と熱が入り、時間を延長して教えるようとするでしょう。こうなるともはや単に教え教わるというやりとりをこえた、お互いの人間的な絆がうまれてくるはずです。

このような中で、自ら選ぶことで自分の可能性に気づけるはずです。それを思い切り伸ばしてください。今、もっている自分の水準をもっともっと高め、「明るく」「元気(意欲的)で」「思いやりがあり」「がまん強い」さらに「聞く耳」を持つ勉強ができる人になるために、この「藤嶺学林」を有効に活用してください。

校長 濱谷海八